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漢字の変換に時間がかかる
これはお客様ではなく、友人からの依頼です。

機種は自作のデスクトップパソコン。OSはWindowsXPです。
症状は起動に時間がかかり、漢字変換にすごく時間がかかる(20分くらいかかる事もある)という物です。

症状からしてハードディスクが壊れる寸前の様な感じですが、SeagateのSeatoolsを使用しても特にエラーは検出されません。Windowsのエラーチェックでもエラーは出ません。でも、なんとなく「遅い・・・」という感じはします。詳しくチェックしてみたいところですが、すでに6年も使用しているハードディスクですし本人の希望もありましたので交換することにしました。

新規に購入したハードディスクはSeagateのST3160815A。
Seagate ST3160815A バルク品 3.5インチ対応 ATA接続内蔵HDDSeagate ST3160815A バルク品 3.5インチ対応 ATA接続内蔵HDD
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不明

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世の中はすでにテラの時代ですが、ここはあえて160GBです。それでも元のハードディスクが80GBですから容量は倍です。

実はSeagateには環境移行に便利なツールが用意されいて、Seagateのハードディスクを使用していれば無料で使えます。今回はこのツール(Discwizard)を使用して環境移行を行います。

使用中のハードディスクにDiscWizardをインストールして使用する方法もありますが、今回は作業時間短縮のためにDiscwizardのCDをあらかじめ作っておきました。そのため、実際の処理は30分程度で終了。あっけないほど簡単に作業完了です。

新しいハードディスクで起動したパソコンは、見違えるように早くなりました。古いハードディスクは詳細チェックとデータ消去の為に引き取ってきました。

それにしても、最近のハードディスクは安くなりました。SATA接続であれば、1.5TBが1万円を切るんですから驚きです。ほんの数年前は80GBで1万円、PC9801の時代は、40MBで5万円、もっと前は・・・ハードディスクが無かったかな?

預かってきたハードディスクをチェックしながらそんなことを考えていたときです。裸で接続していたハードディスクにちょっと触ったら「カッコンッ!」と言う音がしました。
エラーは全く出ないのに、ちょっと触っただけでこの音。本当に壊れる寸前だったようです。

交換は、正解でした。





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コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
はじめまして。「ST3160815A」検索でたどり着きました。
ちょっとお聞きしたいのですが、SeagateのツールDiscWizardとは、「EASEUS Disk Copy」みたいな、簡単にディスクコピーが出来るというものでしょうか?
それと、そのツールを使うためには、やはりパソコンに古いHDと新しいHDを同時に認識させるようにしなければならない環境(HDケース又はIDE・USB変換ケーブル&家庭用電源から取るケーブル)も必要でしょうか?
当方も6年くらい使用しているスリム型パソコンのHDを換装したいと考えてまして、HD(4500円)のみ購入してリカバリーディスクのみで行うか、あるいはコピー化・クローン化するために他の部品(1000円~2000円)を購入して換装したほうが良いのか迷っているところなので。
トータル的に、2000円くらいしか違わない出費ですが。
2009/03/12(Thu) 20:37 | URL | BOB | 【編集
Re: こんばんは。
BOBさんこんにちは。

私は「EASEUS Disk Copy」を使ったことがないので何とも言えませんが、やっていることはSeagateのDiskWizardと同じだと思います。
説明を読むと、DiscWizardの方が少し機能が上かもしれません。

DiscWizardはDiscのパックアップやコピーが手軽にでき、手動設定ではパーティションの割合も自由に設定できます。(多少、設定がまごつきます)
Segateのツールなので、その点でも安心して使えます。

コピーするにはコピー元とコピー先のハードディスクを両方接続しないといけません。
CDから起動するのであれば、ハードディスク2台とCDドライブをパソコンに接続する必要があります。

IDE接続台数に制約があるのであれば、USBメモリにDiscWizardをインストールしてUSB起動で使用することも出来ますし、現在使用中のハードディスクにインストールして起動することも出来ます。
お勧めはUSBメモリへインストールして起動する方法ですが、これはパソコンがUSB経由で起動できる物でないと対応できません。

どちらにしろ、一つのIDEケーブルにハードディスクを一台しか接続できない場合でも、CDドライブを外してそこへ新しいハードディスクを接続すればコピーすることが出来ます。
ケッコウ、便利です。

注意点として、くれぐれもコピー元とコピー先のハードディスクを間違えないようにしてください。
間違えると、何も入っていないハードディスクが2台、できあがります。 ← とっても悲しくなります。
2009/03/13(Fri) 00:33 | URL |  渡邊 | 【編集
ご説明ありがとうございました。
やはり「DiscWizard」でも、新しいHDをUSB接続させて同時に認識させないとダメですよね。
でも、その後の文章を拝読しますと・・・

現在○イオのパソコンは、IDEが2つあるのですが
古いHD(シーゲイト製)とDVDマルチドライブが繋がっています。
古いHDに「DiscWizard」をインストールさせて、その後
ドライブが付いているIDEを外し、そのIDEに新しいHDを繋げれば
コピーができるものなのでしょうか?これって荒業ですか?
もしかして、「EASEUS Disk Copy」より優れているのでしょうか??

「EASEUS Disk Copy」の場合は、説明文やブログで紹介しているところを読む限り
どうしてもメディアに焼いて、ドライブを起動させなければ、コピーはできないみたいですので。

ドライブがなくても「DiscWizard」は大丈夫なのですか?
お忙しいところ申し訳ございません。
2009/03/13(Fri) 02:15 | URL | BOB | 【編集
Re: ご説明ありがとうございました。
DiscWizardに限らず、ディスクのクローンを作成する場合はコピー先のハードディスクと元になるハードディスクを同時に接続しておく必要があります。

IDE接続コネクタは、その時代のマザーボードであれば通常は二つあり、それぞれがMastarとSlaveの合計2台のドライブを接続できますので、合計4つのドライブを接続できます。
ただ、BIOSでもともとSlaveの設定が無い場合がありますので「絶対つなげる」とは言い切れません。(ノートパソコンなどの場合、これが多かったと思います)
また、BIOSで対応していてもケーブルに分岐がない場合は物理的に接続できませんので、分岐があるケーブルを購入する必要が出てきます。

しかしDiscWizardの場合は元になるハードディスクにインストールして使うことができます。
ですから、現在つながっているDVDドライブを一時的に外し、そこへ新しいハードディスクを接続すれば実行できます。

DiscWizardの具体的な操作手順は、先のDiscWizardのサイトに説明書がありますのでご覧ください。
2009/03/13(Fri) 12:42 | URL |  渡邊 | 【編集
ご返答ありがとうございました。
早速「DiscWizard」をインストールしてみて、流れや説明書を見ましたら、
こちらのほうが使えるソフトのような気がしてきました。

このたびはお忙しい中、ご丁寧なご返答をいただき、ありがとうございました。
大変参考になりました。心から、お礼申し上げます。
2009/03/13(Fri) 23:56 | URL | BOB | 【編集
いえいえ、どういたしまして。
すんなりとハードディスクの換装が出来ると良いですね。
がんばってください。
2009/03/14(Sat) 11:35 | URL |  渡邊 | 【編集
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