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バックライトが点かない(ノートパソコン)
「パソコンは起動するんだけど、画面が真っ暗なんです。」
と言うお電話をいただきました。

 自分 「起動しているのは、どうやって確認しましたか?」
 お客様「液晶テレビに接続したら、デスクトップが表示されました。」
 自分 「輝度調節はしてみましたか?」
 お客様「やってみました。輝度調節を繰り返すと、表示される事があります。」

早速訪問。
機種はSONYのSVF153B1YL。日本では売っていない機種で、バックライトはLEDです。

動作確認をすると、確かに画面が表示されません。目をこらすとうっすら文字などが表示されているので、バックライト関連の異状で間違いありません。
輝度調節をしてもダメ。外部モニタとの表示切り替えボタンを押してもダメ。「時々表示される」と言うことから接触不良を疑い、それらしい場所を押してみますが、やっぱり状態は変わりません。

これはハードウェアの故障の可能性が高いです。
購入から8ヶ月ほどなのでメーカー修理をお勧めしましたが、海外での購入でレシートも無し。保証では直せないと言うことです。

と言うことで、お預かりしました。

まずは接触不良を疑い、分解してコネクタの抜き差しをしてみたり、ハンダクラックを探します。しかし、それらしい部分は見当たりません。
次に過電流によるヒューズ切れを疑いましたが、液晶パネルもメインボードもヒューズは正常。
それではと言うことで、バックライトの電源電圧、PWM信号、enable信号をチェックしましたが、全て正常でした。

これは、液晶パネルのDC-DCコンバータ(もしくはその周辺)の故障でしょう。

液晶パネル


取り出した液晶パネル。
ペラッペラで軽いです。


DC-DCコンバータ周り


ヨウジの先っぽにあるのが(たぶん)DC-DCコンバータ。
周囲にはヨウジの先ほどの小さい抵抗やコンデンサがあります。



とは言うものの、ヨウジの先ほどの小さなパーツに囲まれたチップを交換できるほど器用ではありません。例えその技術があったとしても、肝心のDC-DCコンバータの型番がありません。こうなると、液晶パネルの交換が現実的な修理方法です。

ただし、液晶パネルはそれなりに高価です。それに加え、入荷に時間がかかることが多いです。(在庫を持っている業者が少ないため。海外への受注発注。)
お客様に時間がかかること、金額が高いことの了解を取り、液晶パネルの交換をすることにしました。

ずいぶん待たされて、やっとパネルが入荷。
早速交換すると、何事もなかったかのように「SONY」のロゴが表示されました。

SVF153B1YL_全景


正常に表示されました。
パスワードを聞いていないので、チェックはココまで。



外周りを清掃し、お客様宅にお届け。
簡単な動作チェックと「インターネットが調子悪い」と言うトラブルの追加対応をして、今回のサポートを終了しました。

ちなみに、今回の修理にかかった費用は21000円です。
液晶パネルの交換修理は部品代が高くて、ホント、お客様には申し訳ないです。

そう言えば、送られてきたパネルの型番が注文した物と違いました。仕様は同じらしく、どうやらバージョンが変わっているようです。
もともとバックライトの不具合があったのかな?なんて考えるのは、イヤらしいですかね。
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