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シャットダウンできないんです
初期設定で伺ったお宅でのお話。

作業が終わって作業内容を書いているときに言われました。

「実は、いつも使っているMac Cubeがシャットダウン出来ないんです。」

・・・え?
シャットダウンできないんですか?起動しないんじゃなくて?

そう思いながら見せていただいたMac cubeは、スリープ状態で置いてありました。
とりあえず起動して正常に動作することを確認。その後、アップルマークから「シャットダウン」を選択すると、普通に終了処理が行われて画面は真っ暗に。そしてしばらくすると「ヒューン・・・」と言って電源が切れました。

・・・シャットダウン出来ますよ?

と思った次の瞬間、「ヒュィ~ン・・・」と言う音と共に電源が入ってしまいました。

なんとも不思議な現象です。もう一度シャットダウンしてみましたがやっぱり同じ。電源が切れたと思うと同時に電源が入ってしまいます。

実はMac Cubeの電源はちょっと変わっていて、電源ボタンのスイッチはありません。指を近づけたときの静電容量の変化を関知して電源が入るのです。つまり、何もしていなくても静電容量が変化すれば、勝手に電源が入ってしまうと言うことです。

つまりこれは、電源ボタンのセンサー異常と言うこと・・・かな?
・・・と思いましたが、それはちょっと変です。

もしそうだとしたら、電源が入っている時は勝手にスリープ状態になっても良いはずです。そしてスリープ状態では、勝手に電源が入っても良いはず。。。にも関わらず、電源が入っている時やスリープ状態では変な動作をすることは無く、シャットダウンの時だけ変な動作(勝手に電源が入る)をする。

と言うことは・・・
ハード的にどこかが壊れているのか、それともOSがおかしくなっているのか。。。

そう考えながら眉間にしわを寄せていると、お客様が一言。

「この前、USBケーブルを間違えて刺したんですよねぇ。。」

・・・ほ・・・ホントですか!?

もしかしたらと思って本体を裏返し、USBコネクタを確認してみると・・・

iMac.jpg

やっぱりです。
差し込みの向きを決めている樹脂部分が破損し、一本の端子が周囲の金属部分に接触しています。たぶん原因はこれでしょう。
この端子はデータをやりとりしている端子ですから、電源を切ったときのノイズを何かしらのアクションがあったとMacが判断して電源が入っていたんだと思います。もし金属部分に接触していた端子が電源(+)端子だったら・・・電源が入らなくなっていたと思います。

早速、細いドライバを取り出して接触している端子を金属部分からはがします。でも、破損している樹脂部分はどうしようもないのでそのままです。どちらにしろこれだけ端子が曲がってしまっては、このUSBコネクタはもう使えません。修理するとしたらマザーボードを外して端子の付け替えですが、それなりの金額がかかってしまいますからUSBハブを使ってもらうことにしました。

数秒で端子の剥離手術は終了。(手術?
元通りケーブルを接続し直して、いざ電源オン!

しばらく使ってからシャットダウンしてみると・・・こんどはちゃんと電源が切れました。待っていても勝手に起動してくる様子はありません。
そのあとも何回か起動、シャットダウンを繰り返しましたが、妙な動作をすることはありませんでした。

と言うわけで不具合は解消です。作業自体はなんともあっけないものでしたが、お客様がUSBケーブルの話をしてくれて助かりました。それがなかったら、あれやこれやといろいろやっちゃっているところです。

直前に何をしたかをお聞きするのは、大切なことだと実感した一件でした。



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